当館について

美とふれあい美と対話する
マイヨール《地中海》1902-1905年

 岐阜県美術館は「美とふれあい、美と対話する」をテーマに昭和57年11月3日に開館しました。広々とした敷地は豊かな緑と立体造形作品とが調和して、訪れる人の憩いの空間となっています。館内は全館バリアフリーとなっていて、車椅子やベビーカーですべての施設を利用できます。
 岐阜県は川合玉堂(かわいぎょくどう)、前田青邨(まえだせいそん)、山本芳翠(やまもとほうすい)、熊谷守一(くまがいもりかず)など、近代日本美術史上に重要な足跡を残した多くの作家を輩出しています。岐阜県美術館では、そうした郷土にゆかりのある作家の作品を収集、展示してきました。それ以外にも、日本美術の流れを展望するにふさわしい作家の作品、世界の美術動向の中で特に創造性にすぐれた作品も積極的に収集し、展示しています。特にオディロン・ルドンを中心とする作品の数々は世界有数のコレクションとなっています。こうした収蔵作品は所蔵品展示室で展示され、年4回の展示替えを行なっているため幅広く観覧できます。
 企画展では、世界に眼を広げる国際的な展覧会、日本画や工芸品など伝統的な日本美術の展覧会、21世紀の美術を志向する新しい試みの作品を紹介する展覧会、郷土に根付いて活動する作家を取り上げた展覧会など多角的でユニークな企画を続けています。
 その他、企画展と連動した「美術講座」や「作品鑑賞会」、美術の各ジャンルを対象としたさまざまな「実技講座」、「ナンヤローネ」というキーワードをテーマにしたどなたでも参加できる「ナンヤローネワークショップ」や「ナンヤローネアートツアー」、一日かけてじっくりと制作を楽しむ「じっくりワークショップ」など、多彩な教育普及活動を展開しています。